2012年5月25日金曜日

トリック・スター・鳩山由紀夫が活性化するもの


三年前の政権交代茶番劇での主役だったにもかかわらず、目がうつろで、口も嘘に嘘をかさねて収拾がつかず、それでもマスゴミの大活躍でいわゆる政権交代ができてしまい、自分でも知っている勝ち過ぎた荷を降ろすのに一年かかった鳩山由紀夫であった。

その一年こそが現況悲惨な日本をもたらす大スタートになった。反米自立、ということがもし本気であり、それなりのプランがあり、そしてそれを粛々と実行していたなら、偉大な総理として歴史に名を残したことであろう。

しかし、普天間問題の処理が計画があるどころか、いきあたりばったりのご都合主義、つまりこれが彼の原則なのだが、の支離滅裂さで、翌年の親米左右両派が野合する前原派が主体となっての与党内反小沢親米クーデターを招きだしてしまった。

外から見ている分には面白い喜劇であるが、その喜劇に弄ばれる国民はたまったもんじゃあるまい。

日本憲政史上最大のトリック・スターの王冠を鳩山氏に進呈する。



さて、国民皆が待ちかねた辞任後早々、何を思ったか(他人には、言動のその意味も理解できず、その予測もできかねるという、これが彼の行動規範であるが)ロシアを訪問して、当時のロシア大統領のわが北方領土への不埒な上陸を招きこむという椿事を、主観的にどうなのかこれまた不明だが、招きこんでしまった。

かと思うと、アメリカが主導するイランへの経済制裁の最中、これまた何を思ったか(他人にその意味と予測ができかねるという、彼の行動規範の再来であるが)イランを訪問し彼の地のアフマディネジャ大統領と会談し、国際原子力機関(IAEA)はイランなどに「二重基準を適用し不公平だ」などと述べ

これは国際的には大した注目を浴びなかったが、日本国内では与野党そろての顰蹙をかった。

これにこりずに、例によって何を思ったか、今回は北京訪問である
李克強副首相と会談した。鳩山氏は沖縄尖閣諸島(中国釣魚島)問題などで日中が対立する現状を「さざ波」と表現するなど、現状認識の甘さを露呈した」と、産経記者に揶揄されている

ついでだが、産経記者はなにゆえ中国釣魚島)などと注記するのか?まったく余計なことといわねばなるまい。何か魂胆があることがうかがい知れる。


さて、こうしてみるとまさにトリックスターの面目躍如たる言動で、大震災以来めっきりと暗いニュースが続く中でいよいよ異彩をはなち、われわれのタイクツを救うため(なのかどうか)大いに世界を活性化してくれている。


 


がしかし、ほんとうにそうなのだろうか?

「政権交代」前に他のサイトで指摘しておいたが、かの人はフリーメーソン員である。そして日本においてはメーソン二派が確執していた。その後、どうやらデヴィットさんが失脚して、鳩さんの後ろ盾が勝ったということだ。

だから、一見トリックスター的バカ騒ぎに見える彼の言動も、そのキャラクターを知り抜いてうまくキャステイングした黒幕がいる、と考えた方がよい。

その人は、日本留学もしており、日本語・シナ語ともに流暢に話せるという。
また、その人は小沢一郎氏の著書の推薦文を書いたこともある。


だから、喜劇の後ろで進捗するシリアスな事態に注目しなければなるまい。

かたやわが国固有の領土尖閣諸島を利用して日「中」戦争を引き起こすことをもくろみ、かたやトリックスターを派遣してお茶を濁して曖昧化しようとしている、のかもしれない。

かの、李克強はかって小沢一郎邸に書生として住み込んでいたことをここで思い起こしてもいいだろう。世界は喜劇と悲劇が裏表、このことである。



2 件のコメント:

  1. > かの人はフリーメーソン員である

    どうしてもこれが引っ掛かるんですよね。
    軽く見てると、さらにとんでもなくえらい目に遭わされそうで・・・。

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  2. Takemaruさん、

    やはりそうお考えになりますか。皆からアホあつかいされながら着々となんかしでかしている、このことであります。大賢は大愚に似たり、というシナのことわざもありますからね、わかりませんよ、この人、実際に見かけどおりのお金持ちのアホなボッチャンなのかどうか・・・・?

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